貴方の隣

2005年4月27日
隣で 眠らせて

いつだって不眠症の僕は
1?だって動かない携帯を睨みつけたまま
オレンジのマニキュアで彩った爪を
弾くように打つ

君のスケジュールと反応を
把握しているはずだった僕は
予想外の出来事に応対しきれずに
チカチカする眼を閉じる

いつしか何故と問わなくなった
それは答えのない問いかけ
カミサマは気まぐれだから
そう 気まぐれだから

せめて隣で眠る 夢を 見させて

好き

2005年4月23日
あなたが好きです
あなたが振り向いてくれないことを知っています
それでも好きです
友達でいいので私を頭の片隅においてください

あなたは私のカミサマ なのです

くすくすくす?

2005年4月21日
ねぇ 僕はこうやって

密かに密かに

貴女を裏切る術を覚えました

今度貴女が

どんな眼で僕を見るのか

楽しみです

アイシテイマスヨ?

そっと

2005年4月16日
僕の呼吸が忍び寄って

いつか貴女を殺すといい

この地獄から

救い出せればいい

罰ゲーム

2005年4月5日
これは罰ゲーム

恋愛をゲームとしてしか捉えていなかった僕への

簡単な罰ゲーム

鬼は僕

10日間以内に

10人の子供を食べなければならない

でも世界はあと7日で壊滅して

ゲーム開始時子供は4人しかいない

鬼の足首には鎖

これは罰ゲーム

鬼の僕は哂う

「これで追い詰めたつもりかい?」
写真

ぺろっと舌を出して哂う女の人

セピア

バナナの木の葉っぱ

不安定な眼鏡

君の瞳

君 

2005年4月2日
君だけしか見ない

君だけしか愛さない

君だけしか触れない

君だけしか想わない

君だけしか要らない



そんな幻想を抱いてた

欲 

2005年4月1日
君が欲しいの

スキとか

アイシテルとか

そういうんじゃないの

君が欲しいの

それだけなの

優しい言葉

2005年3月27日
「ありがとう」って
嬉しくなる
笑顔になる

「ありがとう」って
嬉しくなる
涙だって出ちゃう

「ありがとう」って
なんて優しい言葉
被害者でいたい

加害者はもう疲れたの

あたしを愛してるという貴方

ねぇ でもそれを信じてもいいの?

貴方はあたしを信じているの?

信頼と妄信は違うことを

一体どれだけの人が知っているのでしょう

自らの両手首に手錠をかけて眠る日々

布で目隠しして光を遮断

薬で破壊衝動を抑える

わかってる

あたしは狂ってる

赤い絵の具を両手に塗りたくり

傷跡を赤いボールペンでなぞり

クレヨンで真っ白い紙を赤く染める

涙が 止まらない
ISBN:4101253323 文庫 梨木 香歩 新潮社 2001/07 ¥420




これは恋人から貰った本なのですが
先日偶然本屋に立ち寄ったら
「読者投票1位」にランキングされていました。
本自体は薄いしお値段も安いので読みやすいと思います。
これはオススメです。
読者好きの母親にも渡してみました。
親友にも買わせました(笑)
感想が楽しみです。

LOVERS?(秘密アリ)

2005年3月17日
幸せそうな恋人たち

いつまでもそんな時が続くと信じていられる

幸せな恋人たち

昔の自分を見ているようで

少し つらい

貴方のいない日々

2005年3月16日
朝 起きて
今日のお天気確認
晴れだったらお出かけ

お気に入りのお洋服を選んで
お気に入りの靴で
お気に入りの鞄を持って

疲れたらおしゃれなカフェで休憩
その日の気分で紅茶を選ぶ
ゆっくり 時間が流れていく

夜 好きな本を読んで
やわらかいベッドで眠る

貴方のいない日々は
とてもゆっくり流れる

ごめんね

2005年3月12日
ごめんね

君は何も悪くないのに

僕のせいで

酷いこと言われて

ごめんね

惨劇の悪夢

2005年3月5日
雨の変わりに血が

血が 血が 血が

血が降り注ぐのです

片手にナイフを

片手にピストルを

走り抜けるゴーストタウンに

友が仲間が倒れていきます

白いシャツが

赤く染まり

悲鳴と

殺戮と

恐怖と

支配が終わったとき

その場に崩れ落ち

私は泣くのです

そこにあったのは

安堵でもなく

平和でもなく

ただただ静かな

孤独 でした

終わる

2005年3月1日
終わる 終わる

くるくる 終わる

とても長いと感じていたはずなのに

いざ目の前にすると短かった気もする

終わる 終わる

くるくる 終わる

UNKNOWN

2005年2月24日
何があったのか知らないけれど

信じて待っていてもいいでしょう?

全然頼りないだろうけれど

信じて待っていてもいいでしょう?

貴方が動き出せるまで

ただ待っているならいいでしょう?

UNMASK

2005年2月23日 ピエロ同人
僕らの間に愛はあったハズで。



「なに」

貴方の冷たい笑みさえ好きだと言ったら
貴方はどんな顔をするんだろうか。

「キ・・・」

縋りつくように貴方に抱きつく。
貴方は気だるげに煙草の煙を吐き出して一言。

「スキダヨ」

嘘吐き。

ずるりと体から力が抜けて
意識が遠のいていった。



愛なんてカタチないものを信じていた。

ココア

2005年2月18日
「甘くてあったかいのが飲みたいなぁ」
私の呟きに
「ココアでもお入れいたしましょうか?」
柔らかい女性の声が重なる。
「ココアいいねぇ・・・。マシュマロココア」
「少々お待ちください」
笑顔で答える女性に続いてこぽこぽとお湯の沸く音がする。
冬の寒い夜。
外は霙交じりの雨。
暖房が心地よい温度を保つ。
「お待たせいたしました」
目の前に淹れたてのココアが出て、ふわりと甘い香りが広がった。
そっと一口飲んで笑む。
「おいしい・・・」

日常的な小さな幸せ。

ユメ

2005年2月5日
夢すら 見ない

暗黒の中 漂い

想うことすら

許されない

貴女の残像に 手を・・・

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