さぁさぁさぁ

空から降り注ぐ水は

突き刺すよりは優しくて

包み込むよりは冷たくて

さぁさぁさぁ

両手を垂らし

光る道を歩く私は

電車に目を奪われた

さぁさぁさぁ

どうしてそんなに優しいの・・・？

声にはならず

水滴が肌を滑っていった

僕から　おと　を取ったら

何が残るのかな

それでも君は

僕を愛してくれるのかな

庶民コーヒーで

この生活に乾杯

君のために生きていた僕は死んでしまった

僕のために生きていた君も死んでしまった

庶民クッキーで

この絶望に祝杯

僕がいなくても君は生きていける

だから

君がいなくても僕は生きていける

キミが何も言わなくなってしまったから

僕は悲しくなって口にチャックを縫いつけた

キミが何も言わないのは

僕が何も言わないからだと思いたくて

白かったチャックは

僕の血で赤く染まって

そのうち唇と同化してしまった

喋らなくなったキミは

喋れなくなった僕と

青い空に憧れて

消えた

思い出はあくまでも美しく

セピア色は切なすぎるので

霧で少し霞ませましょう

朝霧のような儚さで

夢のような曖昧さで

思い出はあくまでも美しく

それ以外は忘れましょう？

あ、今あくびした

あ、寝ちゃった

あ、先生見てるよ

あ、当てられてる

あ、ちゃんと答えてる

あ、また寝ちゃった

あ、寝顔やっぱり可愛い

疲れた

つかれた

ツカレタ

泥沼が

とても綺麗に見えたんだ

修羅場が

とても華やかだった

それは

蒼く

紅く

悲痛な叫びという

なんて素敵なコーラス

貴方の涙は

メインデッシュ

お腹が満たされたら

次の獲物を探しましょう

ご主人さまも

チャットの相手も

メールの相手も

短期間の擬似恋愛相手でしょ

一瞬でも

温もりが欲しかっただけでしょ

あくまでも

擬似恋愛

そのことを忘れなければ

喜劇のような悲劇にはならない

大事なのは

自分とお金

教会へ行き
手を組み
祈る

特に信じているわけではない

ただ
そこが
一番近い

自分の精神に一番近い気がする

あたしは
あたしの殻の中で
あたしだけの世界で生きている

だから
あまり関係ないんだ
人質とか戦争とか

母はアメリカのグランパとグランマに
会いにいきたいと思っている
（血はつながってない）
（母が学生時代にホームステイしたとこの家族）
でも

「アメリカは危ないかなって・・・」

だって

じゃあアメリカに住んでいる
グランパとグランマはどうなるんだろう
そう思ったけど言わなかった

最後に会ったのは
8年前の夏
猛暑で夏バテしたことを覚えてる

母に通訳をしてもらって
年齢の近い子たちと遊んだ
見送りの空港では泣いてくれた

プールで泳ぐあたしを見て
「お魚みたい」と言ってくれた
泳ぎを教えるかわりに英語を教えてくれた

どうしているんだろう・・・

会いたいな
会いたいな

母親説得できるかな

薬を

飲んだ

処方箋を

無視して

だって

知ってる

経験上

これくらいじゃ

死なないって

ただ

楽しくなれるだけだって

眠れるだけだって

知ってる

真っ直ぐ

歩けなくても

記憶が

曖昧になっても

この泥沼から

抜け出せるの

知ってるから

隠している

秘密の

頑張って貯めた

あたしの

お薬

気付いたら言えなくなってた

「ごめんなさい」とか

「ありがとう」とか

上辺だけならいくらでも言えるのに

本当に心が伝えようとすると

震えて言葉にならない

「好き」もきっとそう

涙が溢れて

何もいえない

でもそんな時ほど

自分は伝えたがってるんだ

どうしたらいいのか

どうしてほしいのか

もうわからないよ・・・

邪魔をしないで。
悪くてもいい。
あたしは変わるの。

貴方はただ相手にされなくなって拗ねてるだけでしょ？

邪魔をしないで。
戻れなくていい。
あたしは生きるの。

前へ。

邪魔をするならブチ殺すわよ？

キミが視ている未来ってどんなのですか？
そこに僕はいますか？
キミの理想ってなんですか？

僕は未来を夢見ることができないから
キミの未来を教えてほしい。
そこに僕がいるといい。

僕のこと、どう思ってくれているの？

その柔らかな頬に

軽くkissをして

にっこり微笑むの

『ありがとう』って

二人して同時に言ったら

なんだかあったかくって

くすぐったいね

切って

切って

切って



貴方に切られた自分はいらない



切って

切って

切って



貴方に切られた自分がいなくなったら

また愛してくれるでしょう？



だから



切って

切って

切って

嫌いにならないで

僕のことを嫌いにならないで

ずっと側にいて

愛してるって言って

微笑んで

嫌いにならないで

君に死なれることより

君に殺されることより

君に嫌いになられるほうが

ずっとずっとツライ・・・

君を殺して

僕も死のう