「生きてますか？！」

叫びたい

「無事ですか？！」

確認したい

大切な人たち全員

全員全員全員

生きてますか

無事ですか

笑っていますか

幸せですか

僕のことを、覚えていますか

僕を殺した君が

僕を救いたいなんて

笑わせないでくれ

いつの間に拒否リストにいれたのか

それすら僕の脳は廃棄してしまっていて

なんのために嫌いな電話を君としているのか

そのことに僕の首は過剰反応してしまって

薬を

下さい

痛いんです

精神的苦痛は僕の首に出る

酷いときは呼吸すらままならなくなる

そのことを熟知している母親は

僕以上に僕の気持ちを知っていたのかもしれない

でもそれ以上に

首は解放を望んでいた

解放を

「れいなさんですか？」

「はい」

最上級の笑顔を振り撒くわ

「はぢめまして」

「はじめまして」

照れたような笑顔が可愛い

本当は頬にキスくらいしたかったけど

それだけが目当ての女にゃなりたくないし

カラオケで歌を唄っていたら

涙が出てきそうになったし

まだ忘れられてないのかな

嗚呼、せめて

抱きしめたかった

駆け引きは苦手

だから直球勝負

ジェットコースターみたいに

スピードとスリルが命

可愛がってあげるから

優しく微笑んで

僕の肺を

煙が

黒く黒く黒く

していくのがわかる




僕の肺を

君が

水で水で水で

埋めてしまったから




僕はひとり

溺れて溺れて

溺れてるフリをする




　　　　 そんな　　　ひとりあそび

傷ついて

苦しんで

涙して

それでも人は

恋することをやめられないね

ゆびわ　を

とりだして

こっそり

うめこんだ　ラ




しんぞう

とりだして

ぐちゃぐちゃ

にぎりつぶし　タ

貴方を傷つける言葉を吐いて

私の醜い部分を晒して

貴方に嫌われたい。嫌われたい。

「私のこと愛してないんでしょう？」

『愛してるよ』

「嘘吐き。嘘吐き。嘘吐き」

2週間以上放っておいたって平気なくせに。

物質的な距離も遠いのに

精神的な距離も遠くしたくせに。

愛されてるなんて思えない。

それでも愛してるっていうなら

貴方の「愛」は私の「愛」とは違う。

私の実物大の人形で

貴方の「愛」は満たされるでしょう？

貴方だってもう前の男と一緒だわ。

私の気持ちなんて関係なしね。

ただ自分の「愛」を押し付けるだけね。

そんなの恋愛とは呼ばないわ。

好きだよ

そんな甘い嘘を吐きたい

くすくすくす

大好きから大嫌いへの移動は一瞬

くすくすくす

笑いは甘いものではなく嘲笑

右手が休みを望むから

左手ではさみを持った

大好きには1年かかった

大嫌いには1瞬かかった

くすくすくす

ぶちって音がして

ぼたって血が落ちた

鎖骨の上のあたり

温度が同じだから

最初わからなかった

鏡を見て気がついて

ちょっとだけ面白かった

どんな言葉でなら君を

僕に繋ぎとめておけるの？

遠くへ行ってしまおうとする君へ

千切れるまで手を伸ばしたけれど

喉が裂けるまでその名を呼んだけれど

黒く腐敗していく僕に気付かずに

君は行ってしまう

行ってしまう

どんな言葉でなら君を

僕に繋ぎとめておけたの？

じり　じり　と

肌の　灼ける　音

ちか　ちか　と

瞳　焦がす　光


空　は

白かっ　た　

何も感じない、から

何も書けな　い

DON’T OPEN

部屋のドアに大きく書いた

Please knock !

小さくつけくわえた文字

否定して

否定して

否定して

肯定　したぃ　・・・

ブルーのサングラスに

ブルーのウォークマン

視界は塞いだ

音は遮断した

あとは

ブルーのルージュ

僕だけの　アオ　の世界

死にたいのなら

遺書を書いてからにしましょう

「あまりに幸せだから死にたいのです」

そう一行だけ記しましょう



さぁ　手をつないで　ワルツを

死への　三拍子

幕はもうすぐおりますので



さぁ　抱き合って　涙を

生への　破滅曲

幕のおりた裏側で



嗚呼、なんという幸せ

知らない　アクセサリィ

知らない　コロン

知らない　BGM




なんだか全て　夢のようさ




知らない　君と

知らない　僕も

What can I do for you?

Nothing.

そんなこと言わないで

お願いだから教えて欲しい

死んでもいいわ

殺してもいいわ

貴方のためにできることなら

なんだって本当にするわ

だから　教えて

What can I do for you?